オーストラリア看護師(ナース)移住

オーストラリアで看護師になるためには二つの方法があります

方法①:オーストラリアの看護学学士コース終了~ANMACスキル判定~永住ビザ申請

方法②:AHPRA前審査~EPIQ(IRON)~AHPRA(NMBA)登録~ANMAC~永住ビザ申請

いずれの場合においても、その期間に関わらずオーストラリアの看護師登録関連機関指定の教育機関運営プログラムにて就学が必要になります。(最短12週間~)このページではオーストラリア国外の正看護師がオーストラリアで正看護師として登録・就業・永住する場合の情報の紹介をします。また、CTSでは無料で看護師永住プランニングサービスを提供しています。

関連審査・登録機関

看護師永住・留学・登録の際にやり取りが発生するオーストラリアの看護師関連機関は大きくはANMAC、AHPRA、NMBAの3つです。

-ANMAC:永住ビザ申請の際の移民局指定スキル判定機関

-AHPRA(The Australian Health Practitioner Regulation Agency):看護士を含むオーストラリアの医療関係プロフェッショナルの登録機関

-NMBA(The Nursing and Midwifery Board of Australia):AHPRA内の看護師・助産婦の登録を管轄するセクション

ここで注意が必要なのはANMACとAHPRAの審査基準が異なることです。ANMAC審査では職歴も審査対象になるがNMBAは学歴を審査する為、言い方を変えればANMACはパスしてもNMBA(AHPRA)にパスしないケースもあり得るということです。

求められる英語力について

オーストラリア看護師登録には、高い英語力が求められます。(全てのコンポネントにおいてIELTS:7.0・OET:B等)2015年7月1日より基準改定が施行され、少し緩和されました。→例:OETの場合、6ヶ月間に受験した試験結果の内、ベストな点数の2回を引用し、併せてOET:Bとすることが出来るようになりました。(たとえばこれはOKです。→1回目:L=B・R=B・W=C・S=C、2回目:L=C・R=C・W=B・S=B)

また、オーストラリアの高等教育機関で5年以上の就学の証明が出来ればこのANMAC・AHPRA申請に必要な英語力証明は免除されます。ただし移民局申請の際にはいずれにしても英語力証明が必要となります。(※取得ポイントに関わらずANMAC指定の英語力が必要)

オーストラリアのヘルスプロフェッショナル

看護師等の医療従事者をオーストラリアではHealth Professionalsと呼びます。看護関係のキャリアの道筋は、まずPCA(介護)→EN(准看護師)→RN(正看護師)の順番でレベルアップしていきます。病院やクリニックでの組織形態もこのレベルに合わせてチームが組まれています。この中で現在永住権申請職業リスト(SOL)に記載のあるのはRN(Registered Nurse)です。

OET(Occupational English Test)

OETは、医療関係に特化した英語力テストです。リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4コンポネントで構成されています。結果はA~EでAが最高得点です。全部で12の医療プロフェッショナルのテスト内容に分かれており、看護師は看護師用の受験用紙が用意されています。一般的に医療に従事してきた人はIELTSより点数取得が簡単と言われている理由もここにあるかもしれません。また、IELTSやTOEFL等 お他のテストと異なり結果のグレードが5段階と分割がおおざっぱということもこの理由として挙げられます。

方法①:オーストラリアの看護学学士コース

一般的な正攻法と言えます。日本で正看護師としての資格が無い人に適しているパターンと言えます。看護師で永住を視野に入れて留学をする場合はまず、SOLにリストインしているスキルを卒業後にノミネート出来るコースを選択する必要があります。看護師のスキル判定機関はANMAC(The Australian Nursing and Midwifery Accreditation Council)です。看護学学士号留学をするコースがこのANMAC認定のコースであるか確認をします。3年~のコース終了後は、ANMACにダイレクトでスキル判定を行うことも可能です。また、学校によってはRPL(教科免除)の審査を受け付けている学校もあるので弊社までお問い合わせください。

方法②:AHPRA前審査~EPIQ(IRON)~AHPRA(NMBA)登録~ANMAC~永住ビザ申請

留学の期間や予算に制限がある場合に検討する価値のあるパターンです。英語力次第で学士号への留学より圧倒的に短い期間でオーストラリアの正看護師登録をし永住に繋げることが出来る可能性がある方法と言えます。オーストラリア国外の正看護師がオーストラリアで看護士登録を行う場合は、AHPRAに申請を行うことになりますが、基本的には、以下の条件をまず満たさなければなりません。

① 英語力(OET:B以上・IELTS:7.0以上)
② 職歴(申請から追って過去5年中3ヶ月以上)
③ 学歴

※日本で看護士登録・免許取得の根拠となったコースの内容が主な基準となり、個々に審査されますので事前の確証は誰も得ることが出来ません。

AHPRA/NMBAの審査は個々に行われており申請前に確証を得ることはできませんが、事前に確認が出来ることもあります。CTSオーストラリアでは、日本で看護士として活躍されている方で、将来オーストラリアにて看護士としてキャリアアップと社会貢献をしたいと考えている看護留学永住プランニングサービスを提供しています。

留学は人生で大きなイベントですので時間と費用をかけて留学をスタートするに前に確認出来ることは確認して先に進めましょう。※移民局・ANMAC・AHPRA/NMBA規定は不定期的に変更されます。

モデルケース(2年~3年計画、留学予算約3万5千ドル)

OET:Bを目指して英語コース留学(OET準備コース)
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OET:C取得後・・・
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介護コース等医療関係のコースに入学
同時にOET:B取得に向けて受験継続
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OET:B取得成功後・・・
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AHPRA・NMBA看護士登録仮審査申し込み
(審査期間:約半年、ケースにより異なります。)
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AHPRAより審査結果
エリジビリティーレターの登録に必要な条件確認
(看護師登録ブリッジングコース終了指定)
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EPIQ(IRON)看護師登録プログラム開始(3か月)

俗に言う看護師登録ブリッジングプログラムです。(EPIQ、又はIRONプログラムとも呼ばれています。)このプログラムは約12週間のコースで50%クラス内授業・50%実習で構成されています。入学条件は、英語力(OET:B、IELTS7.0を取得しており看護師登録機関であるAHPRA/NMBAからこのプログラムを履修するよう指示があること。(日本での看護師タイプ、学歴、経験年数によって個別に審査されます。)

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AHPRAへ本申請
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オーストラリア正看護師登録完了
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ANMAC申請
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留学コース終了
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永住権申請


オーストラリア看護留学初期査定・留学プランニングサービス
Initial Assessment for Nursing Study Pathway Australia。

オーストラリア国外の看護士がオーストラリアの免許に書き換える際は、オーストラリア看護士登録機関(AHPRA/NMBA)に申請を行います。AHPRA/NMBAの審査は個々に行われており申請前に確証を得ることはできませんが、事前に確認が出来ることもあります。CTSオーストラリアでは、日本で看護士として活躍されている方で、将来オーストラリアにて看護士としてキャリアアップと社会貢献をしたいと考えている看護留学永住プランニングサービスを提供しています。留学は人生で大きなイベントですので時間と費用をかけて留学をスタートするに前に確認出来ることは確認して先に進めましょう。

※AHPRA/NMBA申請条件は不定期的に変更されます。本査定・プランニングは看護士登録を保証するものではなく情報の提供を目的としています。

サービス費用:AU$185.00-

※より詳細情報や、申し込み用紙ダウンロードはPCサイトに設置しています。お手数ですがPCを利用してPCサイトをご覧ください。

看護師(ナース)におけるCTSのサービス内容

サービス内容 - 看護師(ナース)申請可否の初期査定
- 看護師(ナース)技術査定をパスする為のアドバイス
- スケジューリング及タイミング指示
- 看護師(ナース)技術査定申請、その後の査定機関との全てのコンタクト
- 申請提出書類リストの作成及指示
- 申請提出書類の作成補助(サンプル渡・プルーフリード・手直し)
- NAATI翻訳手配
- Certified Copy作成(パスポートを除く)
申請代行費用 AU$1,800.00- Basic
注意・追記事項 NAATI翻訳費用は別途発生します。

 

看護師(ナース)の説明は以上です。